Saturday, February 07, 2009

海角七号情信 第三封

多希望這時有暴風
把我淹沒在這台灣與日本間的海域
這樣我就不必為了我的懦弱負責

友子
才幾天的航行
海風所帶來的哭聲已讓我蒼老許多
我不願離開甲板,也不願睡覺
我心裡已經做好盤算
一旦讓我著陸
我將一輩子不願再看見大海
海風啊,為何總是帶來哭聲呢?
愛人哭、嫁人哭、生孩子哭
想著你未來可能的幸福我總是會哭
只是我的淚水
總是在湧出前就被海風吹乾
湧不出淚水的哭泣,讓我更蒼老了
可惡的風
可惡的月光
可惡的海

十二月的海總是帶著憤怒
我承受著恥辱和悔恨的臭味
陪同不安靜地晃盪
不明白我到底是歸鄉
還是離鄉!



強風が吹いて、
台湾と日本の間の海に、
僕を沈めてくれれば良いのに
そうすれば、
臆病な自分を持て余さずに済むのに

友子、たっだ数日の航海で
僕はすっかり老け込んでしまった
潮風がつれてくる泣き声を聞いて
甲板から離れたくない
寝たくもない
僕の心は決まった
陸に着いたら
一生、海を見ないおこう
潮風よ
なぜ、泣き声をつれてやって来る
人を愛して泣く
嫁いで泣く
子供を生んで泣く
君の幸せな未来図を想像して
涙が出そうになる
でも、僕の涙は潮風に吹かれて
あふれる前に乾いてしまう
涙を出さずに泣いて
僕は、また老け込んだ
憎らしい風
憎らしい月の光
憎らしい海

12月の海はどこか怒っている
恥辱と悔恨に耐え
さわがしい揺れを伴いながら
僕が向かっているのは故郷なのか
それとも、故郷を後にしているのか

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